毎日の診療で気付いたこと

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開咬の相談

今日はは低年齢の2組の矯正相談があった。

最初は10歳女子で混合歯列の最後の時期だった。

顔つきから明らかな骨格性の開咬とみた。そのような時どのような対応になっていくか矯正歯科医によって異なるように思う。

私はこのような状態を診たときには、しばらく成長を見ることにしている。

まず、永久歯列になるまで、そして成長のめどがつく高校入学くらいまで観察だと思う。

そこで、抜歯ケースとして治療できるか、外科併用かということになるだろう。

もう1ケースは8歳男子の開咬、原因は指しゃぶりから始まったようだ。

2年ほど前より指しゃぶりはやらないという。3か月ほど前に上顎中切歯が生えてきたというが、まだ歯冠が十分に出ていない。

こんな場合、口腔周囲筋の訓練や舌癖の防止装置、装置による開咬治療など考えられるが、やはりも観察にしている。

だから、どちらもすぐには治療に入らない。

今は、できるだけ治療期間が短くて済むように考えている。

治療について

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