毎日の診療で気付いたこと

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再相談

1週間前に矯正相談をした24歳の男性が再度相談したいとの電話があった。

1週間前に見せてもらった状態は結構厳しい上顎前突ともう一つは補綴物が多いことであった。

そのため外科併用の話もした。もちろん矯正治療だけでも、ある程度は改善するが限界があるお話もした。

そこで今日は何の相談かなと不思議に思っていた。

相談者が話し始め、まず外科はできないといっていた。その理由として、これから仕事を見つける。

1年後では入院期間で1週間以上は休むことができないと言っていた。

また抜歯は補綴されているを矯正治療のため抜いて欲しいといていた。

気持はわかるが、この出っ歯を治すには矯正治療に都合のい歯しか抜けない。

もう一つは前歯を補綴的には治せないかと言っていた。

それまた数多くの歯を補綴しなければ形の良いものはできないだろうと説明した。

そして、補綴した後で矯正したいと言わないようによく考えるように説明した。

そんなわけで今日も結論は出なかった。

今日の話の中で、入院のために仕事を休むことについて、感じることがあった。

昔は美容外科的に手術とらえられて、仕事を辞めて向かう人も多かった。

しかし今は健康保険適用で疾病として堂々と休む方が多くなったと感じていた。

今日の相談者はその感覚とはちょっと違っていたようだ。

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