毎日の診療で気付いたこと

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埋伏歯の観察経過

15歳女子が定期観察に来院した。

1年半ほど前に左下犬歯と第一小臼歯が埋伏してでこないと一般歯科医院からの依頼があった。

その部分の乳歯はあまり歯根吸収しないで残っていた。さらに乳犬歯の根尖には過剰歯のような歯が写っている。

パノラマX線写真撮影結果ではその2本は深い位置で近心傾斜して犬歯はまさに側切歯の根尖に位置していた。

半年前に第2乳臼歯を抜歯して、埋伏歯の動きを見ることにした。

今日はその経過を見るためにをパノラマX線写真を撮影した。

撮影結果を一つの画面に比較できるように写し出すとのX線像の違いははっきりしていた。

半年間の間に良い方向に動いている。

患者さんとともに、自然な成り行きが良い方向に働いていたことを喜んだ。

そこで今度は乳犬歯とその下の過剰歯を抜歯すれば、矯正治療をしなくてもある程度ならんでしまうようにも見えた。

だから今日はそれらの抜歯を口腔外科に依頼して半年後に診せてもらうことにした。

治療について

 

 

 

 

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