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犬歯の遠心移動

今日の最後の患者さんは30歳女性 、治療 開始 5ヶ月目だった。

当クリニックでは第一小臼歯の 抜歯ケースでは、まず犬歯の遠心移動から行う 。

固定源としては リンガルアーチ とパラタルバーをつけたもので行い全体的にマルチブラケット装置は付けない 。

その患者さんの犬歯の遠心移動をおこないはじめて1ヶ月目、 ほとんど変化なし。

2ヶ月後わずかに変化してきたかどうか。

ここらで患者さんも心配になって質問してくる。

しかし 、 私はもう大人の患者さんはそんなにすいすいと歯が動かないことは知っている。

だから、 そんなに心配しなくても 動きますよ と説明する。

大人の 犬歯の遠心移動は 4ヶ月から5ヶ月かかっても仕方がないと思っている。

けれども、 最初の1 、2ヶ月が動かなかった時に、そんなものだとわかっているものの歯の動きの悪いことを説明しずらかった。

5ヶ月たった今日、結果、完全に遠心移動を終えることができた。

そして全歯に ブラケットをつけて マルチブラケット治療に入った。

患者さんもはっきりと 歯が動いたことがことが分かり、 これから良い理解、 協力のもとに ブラケット 行うことが できるだろう。

治療について

 

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