毎日の診療で気付いたこと

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リンガルボタン接着

24歳女性が急患で来院にした。

問題は左下7のプラスチックのリンガルボタンが脱落し、ゴムがかけられなくなったいうことだった。

以前、その部にリンガルボタンを付けた時とにかく唾液が多くて、接着にとても苦労した。

それで、十分な強度で接着できずにに脱落したのだろう。

今日はそれを再度接着することなる。

今、手元にあるリンガルボタンは光重合ではつかない。

化学重合で接着まで5分待たなければならない。

その間、唾液を排除して処置しなければならない。

それがなかなかうまくいかない。コットンロールに吸わせるのだが、 10数秒のうちにびしょびしょになってしまう。

そして舌を排除していても、強い力で押し上げてくる。

接着して30秒もしないうちに唾液の浸かってしまった。

ほぼ接着強度は諦めていたが、 5分間経った後おそるおそる、それに触ってみた。

なんとかついていたみたいだ。そこにゴムをかけて帰ってもらった。

今度は数秒で固まる光重合用のリンガルボタンを用意しておこう。

治療について

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