毎日の診療で気付いたこと

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浜松へ転勤

25歳男性が来院した。

その患者さんは9月1日より浜松の勤務になり、沼津とは縁がなくなってしまうそうだ。

初診で訪ねてきたのは去年の夏だったが顎関節の問題なので、今年の春より再度始めることになった。

左臼歯部が完全にシザーズバイトになっており、その改善が非常に難しそうだ。

外科も考えたが、先輩にも相談し、なんとか矯正のみで行うこととなり、そのための装置を6月に装着した。

その調整のため7月に来院されたとき、 9月1日の転勤を言われた。

それがわかっていればこんなに難しくて悩む治療を始めなかったのに。

7月末に日本臨床矯正歯科医会静岡支部の会合があったため、模型や写真を持っていき浜松の先生に引き継ぎをお願いした。

でも浜松の場合、全く月一回来れない距離でもないので、どの時点で引き継いでもらうかも悩んだ。

始めたばかりの治療方針と装置を引き継いでくれるかどうか。

難しいシザーズバイトの改善をの改善をなんとか自身でやってみたいとか。

シザーズバイトが改善するまで数ヶ月通ってくれないかと提案してみた。

了解はしてくれたが、そこまでやってしまうと返金額が少なくならざるを得ない。

そうすると引き継いでくれる先生や患者さんに金銭的負担に不利になるかもしれない。

そう考えると、 9月からは当クリニックでの治療は断念して返金額を多くした方が良いのだろうかと考えて提案し直した。

紹介先で、どんな結果になるか、静岡支部のメンバーなので、数年後に結果を聞かせてもらいたいものだ。

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