毎日の診療で気付いたこと

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今日もアンカースクリューが2例

今日は患者さんの数は少なかったが、そのうちアンカースクリューが2例であった 。

以前もそんなことがあり、ブログに書いた記憶があるが、それくらいもうアンカースクリューが普通の処置となった。

もう1つ言えることは、成人の治療が多いということだろう。

アンカースクリューは15歳以上を対象としているので永久歯に生え変わって間もない時期に治療すぐ子供たちは適用できない。

以前は事前に技工で位置や方向を決めるステントを作ったり、ドリルで先に誘導孔を作ったり、いろいろ工夫しながらやってきた。

現在は歯間に造影性のエラスチックセパレーターを挟み 途中でデジタルX線写真を撮影して方向を確認するのみだ。

今日の2例でも患者さんにあまり痛みを与えることもなく、出血もほとんどなく終わっている。

最近の工夫は以前は長さ8 mmのものを使っていたが、ここ数例は6mmを使っている。

短い方が歯根への接触の可能性は少なくなるだろうし折れる可能性も少ないだろう。

しかし短いと抜け易い家かという心配もある。

まだ期間があまり経っていないが、今のところ心配なさそうだ。

アンカースクリューはもう通常の矯正のやり方と言っていい段階に来ているだろう。

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