毎日の診療で気付いたこと

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半年で治療目的をほぼ終了

夕方9歳の男子が来院した。

その子は前歯部の反対咬合の相談に来て今年6月に治療を開始した。

反対咬合だからリンガルアーチを使用して2ヶ月程度で被蓋を改善した。

その後、上顎のみに4前歯と乳歯臼歯にブラケット接着、第一大臼歯はリンガルアーチのバンドのチューブをそのまま使用した。

細く柔らかいワイヤーから先月には.016のステンレスワイヤーに交換していった。

今日診ると、この時期の治療とすれば良好な状態になっていた。

だから上顎4前歯の口蓋側に固定式リテーナーを接着してバンド、ブラケットを撤去した。

矯正治療、特に反対咬合の治療がこれで終わったとは思っていない。

これから長い、はえ替わり、顎の成長の観察が必要となる。

それでも、主訴を半年間程度で改善できたことは、よかったと思っている。

装置をはずす時に痛みがないかとか、固定式リテーナーはいつまでつけるのかと心配顔だった。

しかし、バンド、ブラケットが口の中からなくなり、ホッとして喜んでいる表情だった。

治療について

 

 

 

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