毎日の診療で気付いたこと

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初診でどこまで説明できるか

今日は三人の矯正相談があった。

初診時の説明は矯正治療の流れを話、患者さんに関係しそうな治療の説明はする。

しかし中には治療の方針や治療の具体的な方法の説明を求める人がいる。

今日も左下5の先天欠如で乳歯の残存の女子高校生が相談にみえた。

すでに二人の矯正歯科医の初診は受けている。

そのどちらも初診での相談だけで矯正診断を受けているわけではなさそうだ。

確かに今までの経験から分かることは説明するが、あくまで診断ではない。

今までにも何度も経験があるが、そう説明しても、都合のよう治療方針を聞き出したいのではないかと思われる。

しかし資料や分析結果を検討したり、難しければ、矯正治療を40年以上やってきていても他の矯正歯科医に相談して決めたいこともある。

歯科はとかく診断が軽視されがちだが、医療の分野なので診断あっての治療でありたい。

治療について

 

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