毎日の診療で気付いたこと

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ドルフィンによる分析

今日の午後は予約が少なかったためドルフィンによる分析を進めた。

ドルフィンに必要な模型のstlデータは近所の技工所で作ってもらうことができた。

そのデータが使えることも先週確認した。

ドルフィンによる外科シュミレーションを行う準備が整った。

それでも時間がないと、けっこう手間のかかる作業なので今日がチャンスとやり始めた。

今までなんどかジーシーオルソリーに電話してリモートで教えていただいた。

それによりスタッフがおよそ覚えて私もなんとかできるようになってきた。

そして、シュミレーションが行える段階まで来た。

上顎、下顎、オトガイを画面上で動かして、その横にある立体的に見える、顔の変化をみる。

やってみると、反対咬合なのに上顎を後退させたい、そうなると下顎はもっと後退させることになる。

さらにオトガイを上方にずらさないとバランスのとれた顔つきにならない。

やっと良い状態になったと思って、まえにの状態との差を見るとかなりの移動量となっている。

それを、どの部位を何ミリ動かしたかを数値ですぐに見ることができる。

数値は20ミリを超えて25ミリ程度の部位もある。

とても現実的な数値ではない。

これから、どのように妥協して移動方向、量を決めていくか。

執刀する先生と打ち合わせをしながら手術時に上下顎の位置をサージカルプレートを作っていきたい。

治療について

 

 

 

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