毎日の診療で気付いたこと

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初診は昭和62年

今日の始まりは42歳女性の再相談からだった。

古いカルテを持ち出してみると、初診は昭和62年10月。

開業は昭和56年沼津駅南のテナントで昭和62年10月に駅北の杉崎町に移転した。

よく日付を見ると初診相談は移転前、検査は移転後と言うことだった。

最初は非抜歯で終わり保定していたが、その後抜歯して再治療している。

そして保定が終えてD資料を採ったのが平成14年。

それから数えてももう17年になる。

今日の相談は上顎前歯2本が出てきたこと、見ると下顎前歯にも軽度な叢生がある。

これ以上悪くならなければ良いといっている。

しかし、その状態にリテーナーを作るのにも抵抗がある。

再治療の話もしてみた。簡単にできるのであればそうするということになった。

ブラケットは付けず少し側方拡大かスライスで可撤式装置を考えている。

過去の資料は捨ててはいないが手元にはなく倉庫まで行かなければならない。

次回、治療方針を説明するときまでには揃えておきたい。

昭和時代に比べれば資料のデジタル化は進んでいる。模型がいつデジタル化されるか。

最後のD資料だけ顔面、口腔内写真だけはデジタルだったのでパソコンですぐ見ることができた。

けっこう上手く仕上がっているのに・・・。

でもこの程度の後戻り(変化)は良い方なのかも知れない。

矯正治療の安定は難しい。

治療について

 

 

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