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ドルフィンで顎の移動シュミレーション

一昨日、幸歯会が当クリニックで行われた。

それは、7月4日に東海大学医学部口腔外科での勉強会で発表の予行演習を見てもらうためだった。

タイトルは顎変形症手術におけるサージカルスプリントの作製法

(3Dプリンター、加熱加圧形成器)

最近は静岡医療センターで顎変形症手術を依頼している。

そのときに使ってもらう顎離断後の位置を決めるものがサージカルプレートだ。

その作り方を1例ごとに工夫していったらば、手術をしてくれる東海大学の教授が興味を持ってくれた。

そこことについて発表することとなった。その勉強会は昨年3月に始めて参加して2度目となる。

2度目で発表する立場になるとは驚いている。

その予行演習だが、通常のパワーポイントで静止画像によりドルフィンの操作とサージカルプレートの作り方をまず説明した。

それから、実際の患者さんでドルフィンを使って上顎を動かし下顎を動かすとそれに伴い顔貌が変化する。

幸歯会で集まったメンバーはそれには驚き、感動していた。一般歯科の中では考えられないことなのだろう。

矯正にたずさわる者だって口元の変化はあっても顔貌の変化は外科併用でしか得られない。

それがコンピューターシュミレーションで画像としてみることができる。

そして、その様に手術するためのサージカルプレートのデータを出力することができる。

その様な感動をぜひ本番の時の発表でも東海大学での勉強会に集まる先生方に伝えたい。

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