毎日の診療で気付いたこと

ブログ記事 合計 3530

終了を決めた後の保定

最近では保定4年を終了の目安として患者さんに「終了にしましょうか」と声をかける。

さらに希望される方は1年づつ増えていくが、そこで管理を終わる方も多い。

その時にはフィックスドリテーナーは既にはずしてあるか、その時はずして終わる。

その時クリアリテーナーは、当方で管理できないが夜間使用を続けることを勧めて終わる。

その様な状態で終了するとしばらくは使っていて、そのうち使わなくなってしまうのかなと想像していた。

しかし、意外にに長く使っていたり、さらに再製作を希望する方もいる。

今日は紛失しての再製作があった。

また緩くなってきたからと作り直しを希望される電話があった。

また、よごれが気になり再製作希望もあった。

その様になるのはこちらが保定に対してのはっきりとした方針がないからだろう。

終了時に「クリアリテーナーはもう必要ありません」と言ってみたい。

でも、長い間矯正治療をやってきてもどこで安定するのかわからない。

今日のケースように、なくして歯列咬合が安定しているのでやめてらよいのか、希望のように再製作した方が良いのか悩む。

結局、希望のように作ってしまったのだが。

治療について

MENU
PAGE TOP