毎日の診療で気付いたこと

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乾熱滅菌器

2ヶ月ほど前から乾熱滅菌器でプライヤーの滅菌を行っている。

水や薬品を使わずに熱だけで滅菌でき、プライヤースタンドにかけたまま滅菌できる。

プライヤーはずっと昔にはアルコール綿で拭くだけだっが30年くらい前から簡易な乾熱滅菌で先の部分だけ滅菌した。

それから4年ほど前からはガス滅菌のホルステリでプラスチック器具と一緒に殺菌していた。

プラスチックやゴムの殺菌ができるということで導入したホルステリだったがひび割れ曇りなど期待はずれだった。

そこで、それらは薬液消毒とし、プレイヤーは乾熱滅菌とした。

乾熱滅菌は刃物は切れなくなるし、油ぎれで動きにくくなるだろうとは予想していた。

しかし、それは予想以上で真っ黒になってしまうプライヤーもあれば、頻繁に油を差さないと動かなくなるものもある。

予想以上に問題があり、今後どのように使用していこうか考え込んでしまう。

いままで使っていたホルステリは期待したプラスチック類はダメだったが、プライヤーに対しては良かったのかもしれない。

感染予防が言われている現在、どの滅菌器具をどのように使うことがよいのだろうか。

滅菌は大事だが精密治療にかかわるプライヤーがぼろぼろになるのも避けたい。

治療について

 

 

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