毎日の診療で気付いたこと

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ワイヤーカットは爪切り

夕方、急患の電話が入った。

ボンディングのチューブがとれてしまいワーヤーがぶらぶらしている状態のようだ。

たぶん食事だワイヤーが歯肉や頰粘膜にささりこまっているのだろう。

住まいが近ければ、すぐに対応するのだが、かなり遠い。

そんな時、ワーヤーを切ってもいいですよ対応策を提案する。

ハサミ切ろうと試みたようだが思うようにいかなかったようだ。

ワイヤーニッパーのような物は家庭にはおいてない。

いままで、何回もそんな電話は受けているはずだが、なんで切るかははっきり言わなかった。

今日はふと「爪切り」はどうかと思いついた。

爪はけっこう硬いし、口の中に入るほどの大きさだ。

アドバイスしてしばらく経って、切れて困らなくなったとの報告の電話を受けた。

矯正装置のトラブルは頻繁にあってはいけないのだが、やはりときどきある。

来院していただければ適切な対応ができるが、そうでなくてもその場をしのげるアイデアを出していきたい。

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