毎日の診療で気付いたこと

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僅かな変化しかないと思ったが

女子高校生の保定診断を行った。

この患者さんは僅かな叢生、ややバイトが深い程度だった。

妹はそれなりの出っ歯なので本格的に抜歯を伴う矯正を行っている。

それに比べて些細なことの様に思われて積極的には治療を勧めなかった。

しかし、強く治療を望んだので上下顎にマルチブラケットをつけた。

治療はレベリングをワイヤーサイズを上げながら進めただけだ。

当クリニックの施術料は治療期間による。

7カ月にそのステップがあるのでできるだけその範囲で終了するように努めた。

厳密に言えば僅かな捻転があったが、患者さんが満足していたのその期間で終了した。

今日、保定診断でどれほどの変化があったのか写真や模型で見てみた。

初診時より少しの捻転だったが改善しバイトも少し挙がっていた。

そんななかにスマイルの治療前後の写真があった。

それを見ると治療前では僅かな叢生も写真に写り、下唇で上顎前歯切縁も隠れていた。

それが、術後は良いスマイルといわれる状態になっていた。

あまり治療効果に関心がなかったがスマイルを比較したとき、やって良かったかなと感じた。

治療について

 

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