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マウスピース型矯正をの始まりか

先日、マルチブラケットを撤去しクリアリテーナーをセットしようスキャンした。

上顎はそのままでよかったが。下顎は左下5,6番間に2ミリほどスペースがあった。

それをそのままにしたくなかったのでセットアップすることにした。

従来ならアルジネート印象して石膏模型を作る。その歯を1歯ずつ切り離し並べる。

しかし昨年末からは画像上でセットアップする。

最初からセットアップ完了時までの模型が順序よく作り出せる。

今回は8まいとなった。それを1つおきに3Dプリンタで3つ模型を作った。

それをどんな材料でマウスピースをつくるかということになる。

いままでに弾力と暑さで3種類の板を使っている。

当然柔らかい素材の方が弱い弾力がある。

今回一番柔らかい素材の板を使い3D模型でを3枚作ってみた。

それを今日、患者さんに指摘してみた。

1枚目はほとんど抵抗なく、2枚目でもそれほど抵抗ない。3枚目では不適合を感ずる。

以前石膏で模型を作っていたころは3枚目だけを作った。

そして合わないが押し込んで使ってもらい、それなりの結果を得ていた。

今回は順序通りに1週間ずつ使ってもらうことにした。

今回の方がうまくいくのではないかと期待している。

また板の弾力とセットアップの数について調べてみたい。

きっと、症例によりどのような組み合わせが良いかわかってくるだろう。

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