毎日の診療で気付いたこと

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手術に送り出す

術前矯正が終わると手術前の検査・診断を行い、外科用のフックを付けて手術に送り出す。

その前にドルフィンを使いサージカルプレートを2枚作ることも慣れたきた。

その際にほとんどのケースで上下顎を移動する。

どちらをどの程度動かすか、常識的な移動量はあるが画像上で咬合や顔つきを見ながら決める。

今日はその結果をサージカルフックを付けた20代女性の患者さんに見せた。

まずその画像はX線CTと口腔内スキャナー像と顔面写真正面の合成でできていることを説明した。

そして上顎、下顎を移動させると顔つきが変わってくる。

それを見ると感動している。それでもその通りになるわけではないことも説明する。

咬合を中心に治療して顔貌も良くなってくれればよい。その程度で理解していただいている。

手術は口腔外科の先生にやっていただくので、できるだけやりやすいようになるように考えたい。

そして外科の先生宛に小さなバックを患者さんに届けてもらう。

その中にはサージカルプレート2枚、下顎骨の3Dプリント、上下顎のポイントの移動量の表

治療前、治療後の正貌、側貌の比較写真が入っている。手術に役立つと思う。

治療について

 

 

 

 

 

 

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