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混合歯列期の反対咬合の現在

5年前の相談時に8歳男子で混合歯列期の反対咬合だった。

リンガルアーチと部分的なブラケット装着で治療した。

半年後には被蓋改善が済み叢生も改善して装置を撤去した。

その後、3年前まで3ヶ月毎に永久歯列になるまで観察した。

そこで第2期(永久歯列期)での治療をどうするか確認したら終了を希望した。

確かにその時点では被蓋改善した状態は安定していた。

そして今日の来院、学校から咬合を指摘する紙を持ってきた。

診ると切端咬合からやや反対気味。身長はだいぶ高くなっていた。

このことはある程度予測できることだから、初診時、診断時1期終了時にしつこく説明していた。

ただし、まだ13歳、男の成長はまだまだ続く。今、治療を開始することはできない。

今後も見通しについて説明した。当然、外科併用の矯正も説明する。

男子成長が続くため高校生までの医療券を使いにくいが、一通り説明する。

手術時期が早くても高校卒業時と考えられるので、継続が難しい。

それでも術前矯正と手術ぐらいまでは子ども医療券でできる。

この患者さんがそうなるか分からないが、一通り説明した。

2年後の高校入学時にどんな咬合で相談にくるか。

治療について

 

 

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