毎日の診療で気付いたこと

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外科併用患者の終了

保定開始4年後を終了の目安としている。

今日は30代女性の保定期間が達したので終了を決めた

静岡医療センターで手術をしていただき始めて2人目の患者さんだ。

そうなるともう5年くらい前から手術をしてもらっていることになる。

それまでも外科併用は1年に10ケースくらい横浜の病院でやってもらった。

その時には術前矯正が終わればあとはお任せでよかった。

しかし、今は上下顎の移動量や位置決めまで関係している。

この5年で近くで顎変形症の相談の流れが変わったように思える。

それは近くで手術の相談ができること、そして高校生まで子ども医療の範囲が広がったことによる。

ただ、その様に希望者が多くなるとそれに応える医療機関も多くないといけない。

この地域では顎機能診断施設も多くないし手術をしてくれる病院も増えていない。

そこへ顎変形症が保険でできて、高校生まで自己負担なしで治療が受けられる。

大学生や社会人も相談が増える傾向にあるが、不正咬合の程度や要望から適用に困ることがある。

だから発育に結果の不正咬合を中心に考えて容貌は付随するものとして手術適用していくべきだと思う。

治療について

 

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