毎日の診療で気付いたこと

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手術しても戻る開咬

初診は2011年その時は30代だった女性。

きびしい開咬だった。レントゲン検査で関節頭がほとんどないくらい吸収していた。

顎変形症として口腔外科へ送った。

翌年から術前矯正を始め1年3ヵ月ほどで手術をしていただいた。

その後半年余りでマルチブラケットを撤去して保定に入った。

その後じりじりと開咬が進みついに2020年末にはほぼ初診時と同じ程度に戻っていた。

そこで昨年より矯正治療のみで再治療を行った。

1年2カ月ほどでほぼ良い状態まで回復した。

そして撤去したのが2022年4月、また保定に入った

そして8カ月が経った今日、診せてもらった。

程度は軽いが明らかに開咬の兆候はある。

更に観察や再々治療が必要となるかもしれない。

でも、転勤で通院できなくなるという。

10年余り診せていただいた、今後どうなるのかが気になる。

新しい住まいの近くの知り合いの矯正歯科医院に依頼しようかと思っている。

治療について

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