毎日の診療で気付いたこと

ブログ記事 合計 3531

依頼された患者の終わり方

今年の初めに依頼されてきた20代女性患者さんをきょう終了にした。

前の矯正歯科医院で4年ほどブラケットを付けているがまだ治療半ばだった。

依頼されても実際に来院し治療開始したのは6月くらいだった。

それが今月になり、海外への転居だという。

治療はまだ終わりとは言えない状態だ。下顎のスペースクローズは終えている。

上顎の両側側切歯の近遠心にスペースがある、特に左は大きい。

患者さんと相談すると、もう撤去したいようだった。

施術料を一部返金してそのまま依頼も考えたが、治療がまた長くなりブラケットははずせない。

結局、当クリニックでブラケットははずし、アライナーでもう少し動かすことにした。

そこで上顎前歯を少し動かしたアライナーと下顎にはクリアリテーナー今日セットした。

移動結果を見れないのにでアライナーをセットするのは気になる。

だから極力移動量を少なくした。完全にはスペース閉鎖は望めないが今より良い状態が期待できる。

やはり矯正治療は転医しないほうがいい。

だから移転先を紹介するからなどと言われても始めないほうが良いように思う。

治療について

 

MENU
PAGE TOP