毎日の診療で気付いたこと
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マルチブラケットで治療していると「あと何か月で外れる？」と聞かれることがある。
今日、聞かれたのは装置をつけて約1年、下顎の抜歯スペースはほぼ閉鎖している。
上顎は前歯部に少しスペースが残っている状態だ。
初診時の説明では2年以内を目指しますと言っている。
確か治療経過1年でも2年以内ではあるが、当方はおよそ2年くらいかかるという意味で使っている。
今日の答えは2年以内と言っているが現状では2年かからないだろう。
でも1年半は超えるだろう。こんなあいまいな答えとなった。
患者さんがそういうことを聞くのは、だいぶ治ってきたと思っているからか。
できるだけ早く外したい気持ちは十分わかり、私もそれを目指している。
そして進行状況もできるだけ、見通しを説明しているつもりだ。
でも今日の段階ではあと何か月とは答えられなかった。