毎日の診療で気付いたこと

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3回目の再相談

初回の相談2017年では混合歯列期の8歳だった。

続いて2021年に相談の記録がある。

そして今日が3回目の相談だった。

今日の相談内容は下顎両側第2大臼歯がはえてこないらしい。

診ると一部萌出していて少し舌側傾斜もしている。

この状態を確かめるためにはパノラマX線写真を撮らなければならない。

画像を患者さんと母親と一緒に見ると確かに埋伏しているがたいしたことはない。

いままでにもっと厳しい状態の下顎第2大臼歯、智歯の治療したことがある。

それに比べれば傾斜の程度、その上にのしかかっている智歯の状態は軽度だった。

その説明をして厳しかった治療の前後のX潜像を見せたら安心していた。

この程度なら萌出を障害している智歯を抜歯すれば改善するかもしれない。

だから智歯の抜歯をアドバイスして数か月後に観察することにした。

そうすれば完全に放出していなくても簡単な治療で済むだろう。

治療について

 

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