毎日の診療で気付いたこと

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1日3度来院

半年ほど前、友人の歯科医院から紹介された50代の患者さんを診た。

その患者さんは反対咬合で、上顎前歯の補綴のやり直しだという。

下顎前歯は歯間にスペースがあり唇側傾斜している。

この前歯を舌側傾斜させスペースを閉鎖し、上顎前歯を少し唇側傾斜させれば被害改善できる。

これくらいならマウスピース型矯正装置でできるとみた。

そのマウスピースは依頼せず自家製作で行った。

装置の装着にはよく協力して、予定通り半年で被蓋改善した。

そこできょう、下顎前歯にフィックスドリテーナーを装着し依頼元医院に戻した。

そこで補綴がやりやすくなったことを確認してもらい咬合調整してもらった。

そして午後に当クリニックに戻ってくることになった。

今日は、予約キャンセルが多かったので、それに対応できた。

安定して咬合になっていたので、クリアリテーナーのためのスキャンを行った。

そこで終わりかと思ったが、最近は即日セットの態勢が出来上がっている。

1時間半くらい後に3度目の来院をしていただきクリアリテーナーを装着した。

それが一つの医院でできれば一番いいのだろうが、現実にはそうもいかない。

とすれば、今回は患者さんにとって都合がよかったのではないだろうか。

治療について

 

 

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