毎日の診療で気付いたこと
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顎変形症の相談や登録が多くなってきた。今日も先日初診相談にみえた方が、次の予約の電話が入った。
顎変形症は矯正の中で保険診療であるということが定着してきたようだ。相談に来る方はの顎変形症について書いてある私のブログを読んでいることもよくある。
しかし、静岡県東部では手術してくれるところはなく、術前術後の矯正を受け入れる施設基準を満たしている診療所も数少ない。
県東部の伊豆半島には、その付け根の三島、沼津にあるだけだ。
伊豆の東海岸、南伊豆、西伊豆は交通の便が悪く、距離も結構ある。
開業当初は通常の矯正でも下田から通ってきた。今はそのようなことはないが、顎変形症に限ってはそのあたりからも来院する。
矯正は月に1度の治療だからトラブルなく過ぎていればその程度の通院はやむを得ないと思うが、ブラケットがはずれたり、粘膜が傷ついたりして、来院してもらうのは申し訳なく思っている。
日本全国にはまだまだ医療の過疎地があると思うが、このあたりももう少し良い状態になってほしいと思う。