毎日の診療で気付いたこと

ブログ記事 合計 3530

叢生の新患

今日は2人新患相談があった。

一人は7歳で永久前歯が叢生ではえてきた。

もう一人は13歳で永久歯列が完成して叢生であった。

7歳で相談があった場合、その時期(混合歯列期)に歯列弓の拡大するかどうかがポイントだ。

軽度であれば永久歯列になったからでも拡大できる。重度だと抜歯ケースとなる。

そのボーダーラインが悩んでしまう。結局、状況を説明して、抜歯に対する抵抗感の程度によって拡大するかどうか決めている。

今日の7歳の場合は拡大してもいいかなと思ったが、転勤があるそうだ。

そうなるとこの時期に検査したり、歯列弓拡大の治療をすることはあまり得策ではない。

永久歯列完成して間もない時期に2年位住みそうなところで治療することがよいだろう。

13歳のほうはちょうどふさわしい時期で検査することになったが、おそらく抜歯ケースとなるであろう。

抜歯ケースとなればすれはそれで決着が早い。その年代はよく歯が動くので、抜歯さえ理解していただければ問題なくきれいに治せるだろう。

治療について

MENU
PAGE TOP