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顎関節への対応

先週末、顎関節の症状がある患者さんを2人診た。

1人は保定中、もう一人はこれから治療を開始する予定だ。

症状は2人ともあるが、現在とても耐えられないという状態ではない。

パノラマX線写真ではどちらも、症状のある右の顎関節の形態が左に比べて異常だった。

顎関節は通常、口腔外科で診てもらう。

しかし、この近辺の口腔外科は沼津の市立病院と清水町の静岡医療センターだ。

前に、顎関節の相談をしたり、患者さんを送ったこともあったが、結局、最近は横浜労災病院に送ることが多かった。

しかし、遠いので再度近くの病院を考えてみた。静岡医療センターは先日X線CTを撮ってもらい、とてもいい対応だった。

今度は顎関節をMRIによる検査そして診断はいかがなものかと、医療センターの佐々木先生に電話してみた。

親切丁寧に顎関節治療の現状を話してくださった、MRIは1カ月待ち、治療は症状の改善が中心とのことだった。

我々、矯正歯科医の考え方なのかもしれないが、形態が異常だと、そこの敏感に反応してしまい、その修正をすれば症状も治るように思いこんでしまっているのかもしれない。

口腔外科の先生は形態が異常のままでも症状が改善すればそれでいいとだろうと考えているようだ。

そのあたりを佐々木先生と話した後、自分で気づいた。2人の患者さんは静岡医療センターにお願しょう。

治療について

 

 

 

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