毎日の診療で気付いたこと

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診断で抜歯に変更

今日は4件の診断があった。そのうちの1件、患者さんは12歳の男子だ。

先日、一般歯科で歯列外の1本の犬歯の抜かずに矯正専門医に相談するようにアドバイスされて来院したケースだ。

現状で口元は出ていないので非抜歯での治療を提案した。

それを行うには多少口元が出る可能性があることは伝えておかなけらばならない。

今日は母親だけでの診断だったが、口元が出ることをいやがった。

それでは、抜歯ケースにしましょうとすぐに切り替えた。

抜歯には子供も母親も抵抗がないと言っていた。

治療は抜歯すればわけないのだが、非抜歯ではどのように治療していこうかと悩み考えていたので、渡りに船だった。

診断の時いつも話題となる抜歯と口元の出具合、私は多少口元が出ても非抜歯のほうがよいように考えてきたが、すべての患者さんがそう考えるわけではない。

今回は診断の時によく相談して希望に沿うことができてよかったが、私の治療方針を押しつけていたらきっと患者さんの満足いく結果にならなかったろう。

抜歯ケースと決めた以上、良い結果に導くように治療を進めていきたい。

治療について

 

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