毎日の診療で気付いたこと

ブログ記事 合計 3571

顎変形症保定1か月検診

昨年11月上下顎の離断手術を行い、その後、術後矯正を行って先月マルチブラケット装置を撤去した24歳女性が来院した。

通常、装置撤去1か月目には検診を行う。

良く安定していたが右側の犬歯、小臼歯が強く当たり、わずかだが動揺していた。

咬合調整の必要を説明して、少しだけ当たっている部分を削合した。

他にも外科症例にはよくあることだが、舌癖がおこっていた。そのため左側がわずかながら咬まなくなってきている。

右側で紙を咬ませても引っ張ると抜けてしまう。

また右側の舌縁に歯の圧痕がみられた。

また、治療前後の比較をモニターや歯型で見てもらい説明する。

その大きな変化は、外科でなければできないし外科を併用してよかったと感じているようだった。

だがまだ外科手術が終わったわけではない。骨を止めてあるプレートを抜く手術をするそうだ。

最近はそのままでもいいという話をよく聞くが、横浜市大センター病院では抜いているようだ。

病院によって傾向が違うようだ。

治療について

 

MENU
PAGE TOP