今日の初診相談は3件だったが、そのうち間は17歳男性だった。
顔つきは一見しただけで、かなり下顎が出ていて顎変形症を疑った。
しかし写真を撮るために口腔内をみると、左中切歯は正常な被蓋関係だった。
それでも問診票には、歯並び噛み合わせに関係して顔つき口元まで気にしているとなっていた。
そこで説明は二通りに分かれる。1つは矯正のみでの自費治療。もう一つは顎変形症としての保険診療。
患者さんは手術のことは考えていないようだった。
私も10年前ならば矯正治療のみを進めたであろう。
しかし、昨年1年間で10人の手術を経験してしまうと、説明はどうしても外科併用に力が入ってしまう。
結局、今日はどちらとも決まらなかった。