毎日の診療で気付いたこと

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昨年秋手術の顎変形症は

昨年秋頃手術をした患者さんは、半年経ってブラケットを撤去するような時期になってきた。

今日は2人の開咬症例の来月のマルチブラケット撤去を決めた。

1人は31歳男性、もう1人は41歳女性だった。

31歳男性の方は、手術から帰って来た時は良好に咬合していたが、少しの正中のズレがあり、とバイトが浅くなってきていた。

ゴムを使うとよくなるな、使わなくなるとまた浅くなる、これを繰り返した。

次回、撤去すべきかどうか気になったが、昨年10月の手術だったため、すでに半年経っているため、来月の撤去を決めた。

もう1人の41歳の女性は術後は臼歯部良く咬合していなかった、しかしゴムをよく使って安定し、その後ゴムを止めても良好であった。

開咬の場合、装置をはずしてからの安定が非常に難しいことがよく知られているが、この2ケースの場合はどうなるであろうか。

手術をしているため初診の状態のように悪くなることはなかろうが、どんなものだろうかなぁ?

2人には最後のゴム掛けを指示しておいた。

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