毎日の診療で気付いたこと

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歯並びと口元、抜歯か非抜歯

19歳の女性で上下顎前歯に叢生があるけれどもそれほど口元は出ていない。

そこで矯正診断の結果は非抜歯で側方拡大し排列することとなった。

今年になってから側方拡大を始め、先月ほどよく拡大を終わることができた。

そして上顎にマルチブラケットをつけた。その時に口元の出具合の話をした。

あまり出ているとは思わなかったので確認のつもりで言った。

しかし、その患者さんは口元が出てきたと感じたようで、それから、そのことを検討することとなった。

口元を後退させるのならば、抜歯すれば可能だ。その技術は持ち合わせている。

そこで抜歯に治療方針を変換して今日はその抜歯予定の日だった。

しかし数日前にその患者さんからメールが送られてきた。

そこには白人のような顔つきのスマイル写真が添付されていた。そしてそのようにしてほしいとの要望だった。

そのモデルは小臼歯も含め第一大臼歯近心まで見えるようなスマイルだ。

それは口の大きさやスマイルのやり方にもよるだろうが、抜歯したら上顎前歯は後退するのでそうのようにはなりにくい。

拡大して排列しているいる現在の方がそれに近いと感じるくらいだ。

そうなると、患者さんの満足を得るには、ただ抜歯すればいいというものではなさそうだ。そのことを説明し、再度検討してもらうことになった。

抜歯しないでどうなるかの口元は現在およそ見てもらった。まだこれから抜歯する方法は残されている。

抜歯してから、しない方がよかったは許されない。

そこで今日は抜歯を取りやめとした。

治療について

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