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外科併用への診断と結果

昨年11月に外科手術した27歳の女性の保定診断を行った。

この方の主訴は顔の歪み、下顎の右へのシフト、加えて叢生も少しあった。

従来ならこの程度のものは抜歯ケースとしてが矯正のみで治療した。

この頃が変換点だったかもしれない。外科併用治療も提案した。

患者さんも結構悩んだ期間もあったようだが外科を決意した。

そんな程度と思っても外科では上下顎同時手術となった。

術前矯正1年程度、手術入院約2週間、術後矯正半年間と通常のパターンで進んだ。

そして先月マルチブラケット装置をはずして保定に入った。

1ヶ月後検診の今日の保定診断を行った。術前の資料と比較検討しお話しする。

初診時と比べると咬合もちろん顔写真などを見るとそれは素晴らしい結果となっていた。

そして、その後にアンケートを書いてもらうわけだが、その内容は実に喜びにあふれた言葉でいっぱいだった。

診断当時はこのケースを外科でいいのかなと思ったが、このような結果を迎えることができたのでやはりこれで良かったのだと思った。

治療について

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