マルチブラケット治療を開始後1年3ヶ月の患者さん(29歳女性)からガミースマイルの相談を受けた。
アンカースクリューを植立し上顎前歯部を圧下する治療方法を説明した。
そのことは既にネット情報で知っているようだった。
そしてアンカースクリューが1本数万円することも知っていた。
当クリニックではアンカースクリューは装置の一部と考えて処置料程度で植立する。
そのことで安心したのか、その方法を始めることになった。
口頭では十分に説明したつもりが写真などは見せることができなかった。
しかし、その1時間後に、同じ目的でアンカースクリューを植立して3ヶ月から4ヶ月ぐらいたったの患者さん(21歳女性)が来院した。
驚くほど上顎前歯が圧下されていた。その驚いたわけは、その患者さんは3カ月間仕事の都合で診せてもらえなかった。だからその変化なおさら驚いた。
この患者さんが先に来ていたならば、写真を撮って見せてあげられたのにと思った。
今までこのやり方で何例かは行っている。しかしアンカースクリューが動揺したり、圧下が不十分だったり、あまりよい思いはしていなかった。
今回のことで、その効果を確認することができたので、これからはきっと症例を増やしていくことになると思う。