22歳女性が保定観察6年目で来院された。
現在もクリアリテーナーの夜間使用は続け、咬合は非常によく安定していた。
そして歯磨きも大変良好で歯肉もきれいになっている。
しかし矯正治療前、矯正中はとてもひどかった。
その結果、前歯部には充填物、臼歯部には補綴物が多い。
昨年の検診の時にその辺の補綴をしてもらうようにいった。
しかし補綴は全くされていなかった。
補綴されていなくても特にう蝕が進行しているわけではないが、歯肉のためにもよくない。
そうなると、これ以上矯正歯科で管理する意味があるだろうかと考えた。
そこで終了を提案した。でもやはり心配になるようで、また来年のリコールとなった。
来年までの間にぜひ良い補綴がすんでいることを願っている。