毎日の診療で気付いたこと

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リンガルアーチが合わない

3時ころより遠くから来る患者さんの装置装着を行った。

上顎にはリンガルアーチ作製し両側犬歯を単独に遠心移動する。

下顎にはダイレクトボンディングでマルチブラケット装着する(第一大臼歯はバンド)

まず上顎の第一大臼歯にバンドを試適し、印象採得する。

リンガルアーチを作ってもらっている間に、下顎のマルチブラケット装着する。

非常に流れよく、下顎のマルチブラケットが装着されアーチワイヤーを入れた頃にはリンガルアーチが出来上がっていた。

さて、それを試適してみると合わない。作業模型にはぴったり合っている。

今日の場合には期間が立ってしまい歯が動いたので合わないという事は考えられない。

だから印象採得から作業模型ができあがる過程に何か問題があったんだろう。

いちばん疑いを持っているのは、アルジネート印象したところでバンドを戻す時だ。

あの柔らかいところにバンドが正確に戻るか心配だ。

昔はモデリングなどを使っていたが今ではアルジネート印象材が主流でちょっとモデリングは考えられない。

ほかにいい印象材はないのかと技工士、衛生士と話してみたが良いものも見つからない。

このところ合わないことが多いので何とか工夫をしてみたい。

今日のところは、そのリンガルアーチの調整に時間がかかったがなんとかセットに することができた。

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