毎日の診療で気付いたこと

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歯周病患者の治療の続き

45才のかなりひどい歯周病の患者さんが来院した。

この患者さんは一般歯科から依頼を受けて半年ほど矯正治療を行った。

下顎4前歯のスペースを閉鎖することができたので、戻っていただいた。

その際、上顎の前歯には仮ブリッジが入っていて、それと切端咬合程度に仕上げた。

できれば、補綴で被蓋改善してもらえないかと考えていた。

そして今日の来院、仮ブリッジが本物に変わっていたが、反対咬合になっていた。

さて、どうしようか悩んでしまう。矯正歯科医にとって反対咬合のまま終わるのはとても抵抗がある。

でも今まで半年間やってきたインビザライン風の治療ではとても仕上げられそうもない。

マルチブラケットをつければ何とかなりそうだが、歯周病はどうなる?費用は?

ちょうど幸歯会があったので相談した。下顎にプレートをいれて前歯を舌側傾斜させいくという案も出た。

それも良いかもしれない。しかし、やはり患者さんの希望をよく聞く必要があると思う。

いくつかの案を出して、選んでもらうことになるだろう。

治療について

 

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