今日は保険の患者さんで大変だった。
まず朝8時半に下田から東海大学病院へ手術後の検診のために行く患者さんを診た。
術後2週間でまだ顎間固定がされているため矯正治療はできない。
しかし診せてもらえれば、なにか役立つアドバイスができるかと思い寄ってもらった。
それから、午前中に1人上下顎マルチブラケット装置を装着した。
顎変形症のマルチブラケット装置の装着は上下左右の第一大臼歯と第二大臼歯をすべてバンドにするため時間がかかる。
それを午後にも、もう1人行った。結構疲れる。
それを終えた頃、相模原の東海大学病院で帰りにまた当クリニックによって指示を受けるようにとの事で再度朝の患者さんが寄ることになった。
他にも保険の患者さんがいたので、カルテや紙だしに時間がかかって大変だった。
今日の経験から、顎変形症のマルチブラケット装着は上下顎一度にはしない方が良さそうだ。
これからは片顎ずつ、月をまたいで行おうかと考えている。
どちらか先に進めておいたほうのが良い顎の方から始める。
そのほうが患者さんの負担もこちらの負担も軽く、また保険の平均点数も下がって問題になることが少なくなるだろう。