午後7時より沼津駅北口近くのホテルの和食レストランで幸歯会があった。
2/14のブログで書いた症例を相談することにし、模型と顔面写真や口腔内写真、レントゲン写真などを入れたパソコンを持っていた。
相談した症例というのは3年ほど前相談に来た男子で7歯欠損と上下顎の著しいアンバランスで観察していた。
なんとか被蓋改善できたが臼歯部がまったく咬まない。
とても、臼歯が廷出して咬合する程度ではない。
そこでスライディングプレートに似たスプリントを作って義歯代わりに使ってもらった。
それを使った方が食べやすいとのことだったが、なんとか固定式にならないかと相談した。
でも、歯冠長が大きい補綴物をつくるとその歯に負担をかけるのでやめたほうがよいとのことだった。
今のままの取り外しの義歯のようなもので過ごした方がよく、少しでもバイトを下げていくようにとの意見だった。
その意見で現在のスプリントをそのまま使って、もう数年観察していくことかなと考えた。
そして成長は終わった頃、外科併用も考えることになるのかもしれない。