毎日の診療で気付いたこと

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治療を終了

矯正治療にとって終わりを決めることは難しい。

以前は終了と言わずにずっと定期的に診てきた、そして来なくなった時、終了とした。

しかし、最近では保定開始3~4年で終了を決めることが多くなった。

今日は保定開始4年経った18歳で、大学に入学した患者さんが来院した。

遠くの大学にいって来院しにくい状態になったようだ。

まあ 4年経っているので終了でいいかなとと思って口の中を見てみた。

戻り傾向がはっきりしている。リテーナーの使用状況を聞いてみると、使っていなし今日は持ってこない。
口の中を診ると汚れている、加えて歯肉炎。

結局、口の中への関心を失ってしまった、その一言だと思う。

初診時の写真がカルテに貼ってある。それをみると、それに比べれば問題なくいいが、保定開始に比べればがっかりする状態だ。

しかし、来られないものは仕方がない。今日はPMTCと記録の口腔内写真に撮って残念なことだが終了とした。

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