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アンカースクリューの植立

今日も21歳男性の上顎前歯部にアンカースクリューを植立した。

最近、何例かアンカースクリューを植立している。

当クリニックのアンカースクリュー導入はだいぶ昔になる。

しかし積極的に植立する時期と、 1年くらいやったことのない時期とに分かれた。

特に問題があってやめていたのではないが、その頃は今までのリンガルアーチやパラタルバーを応用したアンカーで済ませていた。

ところが最近パラタルバーの舌感がどうにも気になり、2か月ほどで切り落としてしまった患者さんの例がある。

その切り落とすまでの間の患者さんの会話からパラタルバーのようなうっとうしさのないアンカースクリューを積極的に応用しようという気持ちになった。

治療方針の相談でアンカースクリュー植立には患者さんから「痛そう」とか「怖い」などの言葉が出てくる。

当然、それに対して「大した事は無い」という返事になるわけだが、その言い回しで、患者さんの反応は変わってくる。

こちらで積極的にやるような方向で説明すれば植立する患者さんは増えてくるが「痛そう」と言われて、「ああそうですか」と言ってしまえば少なくなる。

最近、積極的にアンカースクリューの説明をしている。

確かにアンカースクリューを多目的に使えば色々治療の工夫ができて早く容易に治療できる。

これからアンカースクリューを積極的に植立していこうと思っている。

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