午前中38歳男性が来院した。
この患者さんは一昨年末まで当クリニックで術前矯正をしていた。
その方は補綴物が多く、手術前までほとんど仮歯ということになった。
そのため、術前矯正中に脱落して困った。
そこでなんとか早めに手術をしてもらえないかと連携医療機関の横浜労災病院にお願いした。
横浜労災病院では口腔外科だけでなく補綴治療も行っているようだ。
だから全面的にそちらでやってもらった方が良いと考え、当クリニックからは一旦離れた。
そして昨年のうちに手術は終わったと聞いた。
術後矯正も終え、当クリニックにも見せてもらえるような状態となった。
口の中を見ると全てが補綴物でよく噛んでいた。
仮歯かどうか分からないくらいうまくできている。しかし、それは仮歯のようだ。
本物はこれから作ると言っていた。
治療の最後のほうは横浜労災病院にすべて任せてしまったが、やはり連携医療機関であるので、今日は最後のつもりで簡単な資料を採った。
顎変形症の治療が最近は多くなってきているが、やはり難しいものもでてきている。
そんな時にまかせたり、お願いしたりできる医療機関と連携できる事は当クリニックにとっても、患者さんにとっても良いことだと思う。