顎変形症の手術では退院後、 1週間後、1ヶ月後、3ヶ月後の間隔で検診していくようだ。
今月23日に退院した患者さんが次の検診が1ヶ月近く先の予約になったようだ。
そこで手術を担当された先生は術後の経過が診られないために心配されて私にメールをよこした。
検診する項目を書いてよこし、それをチェックして欲しいというような内容だった。
私は口腔外科医ではないので詳しいところまではわからないにしても検診して、それを報告することぐらいは出来るだろう。
そのため患者さんに電話し、連絡は取れたが距離的に近い当クリニックでさえなかなか来院できないようだ。
幸い電話の様子では特別な問題はなさそうなので、とりあえずその様子は手術担当医にメールで報告しておいた。
患者さんが通院できない事情はあると思う。同じ日に2つの事柄があれば、どちらかを選ばなければならない。それはわかる。
手術後、定期的に検診する必要があると考える手術担当医の気持ちはよくわかる。
そうなると、そう言う状況下の患者さんを手術に向けたことがはたして良かったことなのかということにも疑問を感じることになる。
初診や診断の中でそういうことも確認していく必要があるだろう。
また、先日の静岡医療センターとの交流会で話に出た顎変形症の手術をそこでやってもらえれば距離的に近いので、そういう問題も起こりにくいかもしれない。