12歳女子が来日した。この患者さんは2007年に 5歳で相談に来院し顎変形症と考えざるを得なかった。
そこで1年ごとの経過観察で7年間診てきたことになる。
現在、小学校6年生だが身長はかなり高く、身長の伸びもわずかになってきたという。
口の中は上下顎歯列とも第二大臼歯まではえて明らかな反対咬合となっている。
だからすぐに手術ということではないとないと思う。
おそらく一番早くて高校2年の夏休みと考えている。
しかし、今の状態ならば、もう口腔外科に相談に行っても良いと考えた。
そこでいつもなら横浜の2つの病院を連携医療機関として考えるのだが先月の静岡医療センター口腔外科も顎変形症の手術をするという話を思い出した。
そこで早速、静岡医療センターに連絡を取り、その患者さんが相談できる道筋を作り始めた。
近頃、顎変形症の相談は多い。
きっと、静岡県東部にある静岡医療センター口腔外科で初めての顎変形症手術が始まるだろう。
それが当クリニックの患者さんではないかと期待している。