毎日の診療で気付いたこと

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咬合平面左右差修正

夏休みに中学3年の女の子が咬合平面の左右差、(笑った時に右側の歯肉が多く見える)を気にして相談に来た。

治療方法は右側にアンカースクリューを直立し、右臼歯部を圧下することだろうと考えていた。

しかし顎関節にも問題があるようだったので、スプリントを装着し、しばらく様子を見た。

特に変化がないため、いよいよアンカースクリューを植立することにした。

今日の夕方、それを行った。事前に位置や方向付けのためのステントを製作し準備しておいた。

そして、前回から利用し始めたドリルも使用することにした。

そして、通常通り少量の浸潤麻酔を行い、ステント装着しドリルで穴をあけていった。

そこへアンカースクリューをねじこんだ。ねじ込むことでステントが固定される。

そこで、今回はパノラマレントゲン写真を撮影した。

そこに写った2本のアンカースクリューは、ちょうど犬歯と第一小臼歯の間、第二小臼歯と第一大臼歯の間にぴったり位置、方向を示していた。

ステントをはずし、その位置、その方向にさらにねじ込んでいった。

痛みもまったくなく、捻っている時の抵抗感も良く、うまくいったように思う。

治療について

 

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