
今日の診断を10歳の女の子、主訴は出っ歯だった。
昨日の診断(24才女性)と比べ、年齢は違うが、下顎角、下顎下縁平面角が小さいことはとてもよく似ていた。
セファロで下顎下縁が大きく二重に写っていることもそっくりだった。
俗に言うエラが張っているという状態も似ていた。
その事についても母親が気にしていることもわかる。
しかし矯正治療では下顎下縁平面角は咬合の治療である程度変えることができると思うが、下顎角は変える手段をもっていないと思う。
当クリニックを紹介してくれた歯科医院は将来、外科手術併用にも対応できる診療所として紹介してくれたようだ。
その話が出たので、昨日の患者さんの診断では、外科施術後併用した治療も選択肢に入れるため、口腔外科談に行ってもらったと言うことも伝えた。
まだ混合歯列期のこの患者さんは外科のことなど考えてもいないが、永久歯まで待つより、この時点で問題点を改善しておいた方が良いと考えた。
現在、治療が長引きがちな混合歯列期の治療を積極的に行っている方ではないが、症例によっては必要なこともある。
早速、治療を開始することでご了解頂いた。