昨年末にアンカースクリューを植立した27歳女性が来院された。
今日はそのアンカースクリューを固定源に犬歯の遠心移動を行う予定だった。
アンカースクリューの植立部位は、通常の上顎第2小臼歯と第一大臼歯の間だった。
右側はしっかりと植立されていたが、左側は明らかに動揺していた。
これでは左側は固定源として使えないため撤去した。
そして再度植立しなければならないが、今日はそのための時間がないため、その準備だけとした。
アンカースクリューは1割から2割ぐらいは脱落があるようだ。
今回は患者さんは全く痛みもなく、植立した感触は良かったと思ったのに・・・。
原因はよくわからない。来週再度挑戦してみる。