毎日の診療で気付いたこと

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顎変形症の治療の終了時期

矯正治療の終了をいつにするか、様々な考えがある。

今まで保定装置をつけて、その先ずっと経過観察をしていた時期もあった。

その過程でだんだん来院しなくなることをもって終了としていた。

しかし最近は保定 4年くらいを目安に患者さんに終了をもちかけることにことにしてきた。

終了と言ってもリコールをしなくなり保定装置を自主管理とするとすることくらいだ。

一方、健康保険治療である顎変形症は手術が終わり、マルチブラケットがはずれると比較的短い期間で来院しなくなってしまう人が多い。

やはり健康保険だからそんなものかなと思う節がある。

全体的な管理を負う施術料はなく、一回の処置だけに料金がかかってきて、それ以上でもそれ以下でもない。

そうなれば、患者さんも自分の判断でやめてしまうこともあるだろうし、当方も自費診療と料金体系が違うため、それ以上に追わなくなる。

顎変形症の患者を口腔外科では術後5年まで診て終了にすると聞いている。

そこで当クリニックでも今日診た患者さんが保定後6年くらい経過したいたので「終了」扱いとした。

今までこのようにちゃんと保定を見せてもらった例はあまりない。

多少は戻りもあったが、まぁ良い結果だったのだろう。

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