今日の矯正相談は28歳男性、上顎前突だった。
上顎前突言ってもう、叢生は少なく、上下顎ともに出ている感じだった。
今までの矯正相談の履歴を聞いてみると、一般歯科でインビザラインを勧められたそうだ。
そして、それを承諾しないで、当クリニックに相談に来たのは、その料金の高さとほんとに治るかなという疑問のようだった。
やはり相談者の主訴を解決するためにはマルチブラケットによる抜歯ケースとなるだろう。
いまは大人にはメタルブラケットの他に、プラスチックブラケット+メタルワイヤー(+30.000円)と、セラミックブラケット+ホワイトコーティングワイヤー(+80.000円)を紹介している。
インビザラインを相談するような人はブラケットが見えることに非常に強い抵抗を持っているようだ。
そんなことはつける前の気持ちで付けてしまえば、どれでも同じと説明するのだが、たいていつける前の人にはわかってもらえない。
そんな時に、セラミックブラケット+ホワイトコーティングワイヤーがインビザラインに傾いた気持ちを変える手段になるのなら意味があることなのかもしれない。
だからホワイトコーティングワイヤーが、もっと目立たなくなりの種類が豊富になってくれば良いと思う。
その一方で、使いやすいメタルブラケットでさっさとやって、さっさとはずしてしまった方がいいのではないかとも思う。